VTuber四天王とは、2017〜2018年ごろのバーチャルYouTuberブーム初期に大きな注目を集めた代表的VTuberたちの通称です。キズナアイさんを中心に、当時のVTuber文化を広げた存在として語られています。
現在のVTuber界では、にじさんじやホロライブなどの大手VTuberグループをきっかけにVTuberを知った人も多いかもしれません。
一方で、VTuber文化の初期を語るうえでよく出てくる言葉が「VTuber四天王」です。
この記事では、VTuber初心者の方に向けて、
- VTuber四天王とは何か
- 誰が四天王と呼ばれていたのか
- なぜ有名だったのか
- 現在はどうなっているのか
- 今のVTuber文化とどうつながっているのか
をわかりやすく解説します。
VTuber四天王とは?初心者向けに簡単に解説

VTuber四天王とは、一般的にはVTuberブーム初期に特に大きな知名度を持っていたバーチャルYouTuberたちを指す言葉です。
当時はまだ「VTuber」という言葉自体が今ほど一般的ではなく、3DキャラクターがYouTubeで動画投稿や配信をすること自体が新鮮でした。
その中で、キズナアイさん、ミライアカリさん、電脳少女シロさん、輝夜月さん、バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん、通称ねこますさんは初期のVTuber文化を広げた代表的な存在として語られています。
「四天王なのに5人」と言われることもある理由
VTuber四天王は、名前だけ見ると4人のように思えます。
しかし、実際には記事やファンの間で5人を含めて語られることがあるのが特徴です。
特に、ねこますさんは「個人でもVTuberになれる」という可能性を示した存在として、初期VTuber文化を語るうえで外せない人物として扱われることがあります。
そのため、初心者向けに理解するなら、
VTuber四天王は、初期VTuberブームを象徴する代表的なVTuberたちの総称。
と覚えておくとわかりやすいです。
VTuber四天王のメンバーは誰?一覧表で紹介

VTuber四天王として語られることが多いメンバーを、初心者向けに整理すると以下の通りです。
| 名前 | 主な特徴 | 現在の状況・補足 |
|---|---|---|
| キズナアイ | 世界初のバーチャルYouTuberとして知られる代表的存在 | 2025年2月26日に音楽アーティスト「KizunaAI」として活動再開。2026年は活動10周年イヤーとして新たな挑戦を続けていると公式プロフィールに記載されています。 |
| ミライアカリ | 明るいキャラクター性と動画投稿で人気を集めた初期VTuber | 公式サイトで、2023年3月31日をもってVTuber活動を引退したと発表されています。 |
| 電脳少女シロ | 清楚な雰囲気と独特なキャラクター性で人気を集めたVTuber | アップランドは、電脳少女シロをはじめとするVTuberキャラクターを開発し、YouTube等でライブストリーミング配信を行っていると説明しています。 |
| 輝夜月 | ハイテンションなトークや音楽活動で注目されたVTuber | KAI-YOUでは、2020年8月公開の動画を最後に実質的に活動を休止しており、公式発表がないまま現在に至っていると説明されています。 |
| ねこます | 個人制作・個人勢VTuberの可能性を広げた存在 | VTuberとしての活動再開予定はない一方、創作・発信活動は継続しているとされる |
なぜVTuber四天王は有名だったの?

VTuber四天王が注目された理由は、単にチャンネル登録者数が多かったからだけではありません。
当時のインターネット文化の中で、バーチャルなキャラクターがYouTuberとして活動するという新しさが大きなインパクトを持っていました。
特に注目された理由は、次の通りです。
- バーチャルYouTuberという新しい存在を広めた
- 3Dキャラクターが動画投稿や配信をする新鮮さがあった
- それぞれのキャラクター性が強く、覚えやすかった
- 歌、ゲーム実況、バラエティ、ライブなど活動の幅を広げた
- 個人でもVTuberになれる可能性を示した
- 後のVTuberブームにつながる土台を作った
キズナアイさんの公式プロフィールでは、2016年12月に「あなたとつながりたい」というテーマで活動を開始した世界初のバーチャルYouTuber、バーチャルタレントと紹介されています。
このような存在が登場したことで、VTuberは一部のネット文化にとどまらず、動画、音楽、イベント、企業コラボなどへ広がっていきました。
VTuber四天王の現在は?

VTuber四天王について調べる人の中には、「今も活動しているの?」と気になる人も多いと思います。
ここでは、2026年5月時点で確認できる情報をもとに整理します。
キズナアイさんの現在
キズナアイさんは、2022年から無期限活動休止、いわゆるスリープ期間に入っていました。
その後、公式プロフィールでは、2025年2月26日に活動再開を果たし、現在は音楽を活動の軸に据えていると記載されています。
そのため、現在は音楽アーティスト「KizunaAI」として活動を再開していると整理できます。
ミライアカリさんの現在
ミライアカリさんは、公式サイトで2023年3月31日をもってVTuber活動を引退すると発表されています。
記事内では、現在の状況について不確かな憶測に触れず、公式発表としてはVTuber活動を引退していると記載するのが安全です。
電脳少女シロさんの現在
電脳少女シロさんは、現在もVTuber文化の中で名前が見られる存在です。
アップランド公式サイトでは、VTuber事務所「.LIVE」の運営や所属タレントのマネジメント、YouTube上での活動、楽曲リリース、グッズ販売などの活動について説明されています。
また、2025年には電脳少女シロさんの生誕祭イベント情報もアップランド公式サイトで告知されています。
輝夜月さんの現在
輝夜月さんは、公式から明確な活動終了発表が確認しにくい一方で、公式発表がないまま現在に至っていたっています。
そのため、「活動終了」と断定するよりも、「実質的に活動休止状態と見られている」と思われます。
公式YouTube:Kaguya Luna Official
ねこますさんの現在
ねこますさんは、現在はVTuberとして本格的に活動を再開しているわけではありません。
ただし、VRChatや3Dアバター、動画制作など、創作・表現活動は続けている存在として見ることができます。
VTuber四天王と今のVTuber文化の違い

VTuber四天王の時代と、現在のVTuber文化には大きな違いがあります。
初期のVTuberは、YouTubeに投稿される短めの動画や、キャラクター性の強い企画動画が注目されやすい時代でした。
一方で、現在のVTuber文化では、ライブ配信、雑談、ゲーム実況、歌枠、イベント、グッズ、ファンコミュニティなど、活動の幅がさらに広がっています。
にじさんじは、公式に「多種多様なインフルエンサーが所属するVTuber/バーチャルライバーグループ」と説明されており、約150名の所属ライバーがYouTube等で活動しているとされています。
ホロライブを運営するカバー株式会社の沿革では、2017年9月にときのそらさんが活動を開始し、2018年6月に女性VTuberグループ「hololive」が立ち上がったことが記載されています。
つまり、VTuber四天王は個々のキャラクターがVTuber文化を広げた初期の象徴であり、にじさんじやホロライブはグループ・事務所・ライブ配信文化を大きく広げた存在と考えるとわかりやすいです。
VTuber四天王を知るとVTuber文化がわかりやすくなる理由

VTuber四天王を知ることは、単に昔の人気VTuberを知ることではありません。
今のVTuber文化がどのように広がってきたのかを理解するうえで、とても重要な基礎知識になります。
たとえば、現在のVTuberには次のような文化があります。
- 推しを見つけて継続的に応援する
- 配信でコメントを通じて交流する
- 歌やライブを楽しむ
- グッズやイベントで応援する
- 個人勢VTuberを発掘して応援する
- 事務所ごとの雰囲気を楽しむ
こうした文化の前には、VTuberという存在そのものを広げた初期の流れがありました。
VTuber四天王は、その流れを知るための入り口になる存在です。
まとめ|VTuber四天王はVTuber文化を知るための基礎知識
VTuber四天王とは、VTuberブーム初期に大きな注目を集めた代表的なVTuberたちの通称です。
キズナアイさん、ミライアカリさん、電脳少女シロさん、輝夜月さん、ねこますさんを中心に語られています。
現在のVTuber文化は、にじさんじやホロライブのような大規模グループ、個人勢VTuber、ライブ配信、歌、イベント、グッズなど、さまざまな形に広がっています。
その土台を理解するうえで、VTuber四天王はとても大切なキーワードです。
これからVTuberを見始める人にとっても、VTuber四天王を知ることで、今のVTuber文化がより楽しく、わかりやすく見えてくるはずです。
